Up 思想テクストの生成方法 作成: 2025-12-06
更新: 2025-12-07


  • ノードで生成したテクストからキーフレーズ/ワードを引き,これに 「内包・外延,5W1H」 を適用して,エッジを伸ばす。

  • つぎのルールで,テクストを生成する:

      (トップノード)
      論考の題
      テクスト (「要約」)
      (ユーザに返す)

      (エッジを伸ばす)
      1. タイトル
        テクスト
        (ユーザに返す)

        (エッジを伸ばす)
        1.1タイトル
          テクスト
          (ユーザに返す)

          (エッジを伸ばす)
          1.1.1タイトル
             テクスト
             (ユーザに返す)

             (エッジを伸ばす)
             1.1.1.1タイトル
                 テクスト
                 (ユーザに返す)

             (再帰)
             (エッジを伸ばす)
             1.1.1.2 タイトル
                 テクスト
                 (ユーザに返す)

             (再帰)
          (再帰)
          (エッジを伸ばす)
          1.1.2 タイトル
             テクスト
             (ユーザに返す)

         ‥‥‥‥

  • なぜ,このルールか?

    どんなテクストが生成されるかは,予見できないからである。
    「このタイトルのテクストは,たいした内容にはならない」は,当たらない。
    ユーザに返し「はい」をもらうをすると,量と質が揃ったテクストが生成されることになる。
    Transformer のテクスト生成は,こんなふうになっている。
    Transformer のテクスト生成能力を存分に発揮させる方法が,このルールなのである。
    よって,面倒がらずに,ルールを遵守することが必要。


  • 箇条書きが,エッジを導くことになる

    ChatGPT にとって,このルールでテクストを生成することは,実は自然である。
    ChatGPT は,要点を書くときは,箇条書きにする。
    この各箇条が,そのままエッジになる。
    即ち,つぎのように進行するわけである:
      箇条の1つを,エッジで深掘りして,再帰する。
      残りの箇条の1を,エッジで深掘りして,再帰する。
      これをすべての箇条に対して行う。


  • 章節項トリーの構成は,「○.○.○.○」くらいまで深くする

    「○」, 「○.○」 は,概要で終わることになる。
    「○.○.○」 くらいから ChatGPT の力が見えてきて,「○.○.○.○」 で本領発揮となる。
    「ChatGPT の力」, 「本領発揮」 の中身は,「生得知識が盛んに現出」である。

    ChatGPT は,「○.○.○」 や 「○.○.○.○」 のこのレベルに進むのを,やめる傾向がある。
    たとえば,「○.○」のテクストの中に,○.○.○ を2, 3行書いて済ましたりする。
    ここは人間と同じで,サボりたいということだろう。
    しかし,がまんして<ユーザに返し,「はい」をもらう>をすると,その ○.○.○ が量と質の揃ったテクストになるのである。