Up QuickTimeムービーを Web ページで使う方法 作成: 2024-11-21
更新: 2024-11-21


    QuickTimeムービーは,いまは一般に使われない。
    即ち,旧い形式になっている。
    特に,Webページには使えない。
    むかし作った QuickTimeムービーをいま使いたいときは,MP4 ファイルに変換する。

    で,これをやろうとしたら,ずいぶんややこしいことになった。
    というわけで,最終的に到達した方法を,ここにメモしておく。


    I.  QuickTimeムービーファイルを,iMovie 対応形式に変換
    • 音のついたムービーは,この処理をしないと,iMovie で読み込んだとき音が無くなる (音トラックが空)。
    • iMovie 対応形式に変換する方法
      1. QuickTimeムービーファイルのアイコンをダブルクリック
        QuickTime Player が起動する。
        ムービーは, 「変換」プロセスを経て,開かれる。
      2. トップメニューから,
          ファイル → 書き出す → 720p...
        「保存」はダメ ── iMovie に読み込むと音が無くなる


    II.  iMovie で MP4 ファイルに変換
    1. iMovie.app を起動
    2. 左コラムの「ライブラリ」で,「iMovie ライブラリ」を選択。
    3. QuickTime 動画ファイルを読み込む。
    4. トップメニュー → 共有 → ファイル
      「次へ」をクリック
    5. 拡張子が mp4 の名前が表示される。
      「保存」をクリック
    6. 「共有は正常に完了しました」のダイアログボックスが現れる。
      「閉じる」をクリック


    III.  MP4ファイルを,Webページに貼り付ける
      html ファイルに,つぎの1行を書く:
        <video src=" [ MP4ファイルへの path ] " controls></video>


    IV.  Webサーバーのコンフィギュレーションファイルの編集
    1. /etc/httpd/conf/httpd.conf につぎの行を書く:
        AddType video/mp4 .mp4
    2. httpd を再起動


つぎは「10進数の生成規則」動画。
ファイル作成が,1994-09-07 となっている^^;
素材を Strata Studio Pro (3D), Adobe Photoshop, Adobe Illustrator で作成し,アニメーションソフト Macromedia Director で動画にした。
Strata Studio Pro, Macromedia Director は,遠い昔のソフトになったが,当時は有名だったのである。