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「教養」の意義
作成: 2008-03-10
更新: 2008-03-10
「教養」の意義は,「モンスター」と関連させるとよくわかる。
実際,「モンスター」は,教養欠損の症状である。
つぎは,教養のイメージ:
教養の大きさが,行為の逸脱 (自由度) を小さくする。 (「教養が邪魔する」とは,このことを謂う。)
逸脱の大きいことが「モンスター」と表現されるわけであるが,これは教養の乏しさに対応している。
そこで特に,「モンスター」と「子ども」は同義,となるわけである。
ちなみに,「
子どもは創造的だ!
」を言う者は,「モンスター」を「創造的」と取り違えていることになる。
「創造的」とは,教養があってなおかつ自由度を大きく保つことができている様を謂う。 ──これが構造的に難しいことであるので,「創造的」は評価される。