Up コンフィギュレーション設定 作成: 2021-01-18
更新: 2021-01-19


    ツール・ラボ : PICマイコン電子工作入門 基礎編 第20回 から引用:
    PIC12F1822を以下の条件で使用する場合の典型的なコンフィグレーション設定を説明します。

    • プログラム書き込みはPICKIT3を使用
    • クロックは内部クロックモジュールを使用
      (外部クロックを使用する場合、使用できるピンが1本か2本減ってしまいます。時間計測や精密なタイミング制御など、精度が必要ない場合は内部クロックで十分です)
    • リセットするための外付けスイッチなどのハードウエアは使用しない
      (外部リセットスイッチをつけると使用できるピンが1本減ってしまいます)

    このような使い方であれば、以下の設定内容で問題ありません。

    設定項目 内容 設定値
    FOSC クロック設定
    Frequency of Oscillator
    INTOSC
    内部クロック使用
    WDTE ウォッチドッグタイマー
    Watchdog Timer Enable
    OFF
    使用しない
    PWRTE パワーアップタイマー
    Power-up Timer Enable
    ON
    使用する
    MCLRE リセット信号設定
    MCLR (Master Clear) Pin Function Enable
    OFF
    使用しない
    CP プログラム読み出しプロテクト
    Flash Program Memory Code Protection
    OFF
    読み出し可
    CPD データ読み出しプロテクト
    Data Memory Code Protection
    OFF
    読み出し可
    BOREN ブラウンアウト時動作設定
    Brown-out Reset Enable
    ON
    ブラウンアウト時リセット
    CLKOUTEN クロック信号出力
    Clock Out Enable
    OFF
    クロック信号は出力しない
    IESO 起動時クロック切り替え
    Internal/External Switchover
    OFF
    切り替えしない
    FCMEN 外部クロック故障時切り替え
    Fail-Safe Clock Monitor Enable
    OFF
    切り替えしない
    WRT プログラムメモリプロテクト
    Flash Memory Self-Write Protection
    OFF
    プロテクトしない
    PLLEN PLL(Phase Locked Loop, クロック4倍)
    PLL Enable
    OFF
    クロックはそのまま使用
    STVREN スタックオーバフロー時動作
    Stack Overflow/Underflow Reset Enable
    OFF
    何もしない
    BORV ブラウンアウト電圧
    Brown-out Reset Voltage
    LO
    低い電圧
    LVP 低電圧プログラム書き込み
    Low-Voltage Programming Enable
    OFF
    使用しない