Up 原子炉格納容器内部調査の方法 作成: 2024-08-15
更新: 2024-08-15


    原子炉格納容器 (PCV) には配管等を通す貫通部が複数あり,それらはペネトレーションと呼ばれる。
    そして「X-○」形式の番号 (ペネトレーション番号)が,用途に対応してつけられている。

    格納容器の内部調査は,このペネトレーションを使う。
    即ち,ペネトレーションを通して格納容器の中に調査装置を投入する。
    調査装置は,ROV (remotely operated vehicle) である。

    1号機 PCV の場合だと,X-2 ペネトレーション (X-2ペネ) を使って,水中ROV を投入している:
TEPCO (2023) から引用:
1号機原子炉建屋1階における X-2ペネの位置


内部調査時のイメージ図