Up | <時間─距離><時間─速さ>の相互導出を問題化 | 作成: 2010-10-25 更新: 2010-10-26 |
この移動の記述として,つぎの2つを考える: どうしてこの問題が出てくるかというと,一方が決まれば他方も決まるように思えるからである。 実際,経過時間に対する移動距離に違いの現れる箇所でてきたら,それは速さが違う箇所ということになる。 また,経過時間に対する速さに違いの現れる箇所がでてきたら,それは移動距離が違う箇所ということになる。 そして,一方が決まれば他方も決まるということは,一方から他方を導く方法があるということではないか? 実際,この予想は正しい: さて,<時間─距離>と<時間─速さ>の一方から他方を導く方法とは? 註:<時間─距離>, <時間─速さ>のグラフを描く手順 「時間,距離,速さの軸を描きこれのスケールを定める」でやっていることは,<量>としての時間,距離,速さのそれぞれで,<量>としての長さと「同型 (isomorphism)」を立てるということである。 |