Up 要 旨 作成: 2012-12-26
更新: 2013-01-02


    学校数学は歴史が長い。 そこで,もし学校数学が進歩するものなら,この間ずいぶんと進歩していなければならないはずである。
    事実はそうではない。
    攪乱と均衡回帰の繰り返しが観察されるのみである。
    学校数学は進歩するものではないということである。

    学校数学は進歩しない。
    そして,「学校数学は進歩しない」の中核が,「教員は進歩しない」である。

    教員は,進歩しない。
    一般に,後進は先人のレベルに到達できるかできないかである。 「後進」に「先人を超える」の含意はない。
    これは,「超える」は尋常のことでないということである。