授業設計は,論理的に考える。
このことが,案外,認識されていない。
授業設計を論理的に考えるために,「本時の授業」をつぎの構造で考える:
これに対応して,授業に入る前に,つぎのことを自らに明確にする:
- 「いま」と「ゴール」は?
この間のギャップは?
- どのような階段をつくった?
- 「シンプルなデザイン」でこころがけたこと,工夫したことは?
授業は,「以上の点の押さえとプラニング」の実現ということになる。
注意 : |
「階段(構成)をシンプルに!」は,「淡泊な授業を!」ではない。
アタマで階段は昇れない。カラダを変えることで階段を昇ることになる。
そしてカラダを変えるものは,「相応のジタバタ」である。
したがって,生徒には「相応のジタバタ」をさせねばならない。
「シンプルな構成の中に相応のジタバタを的確に組み込む」というのが,授業設計の視点である。
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