Up 授業の階段構成 作成: 2004-05-13
更新: 2006-04-12


    授業設計は,論理的に考える。
    このことが,案外,認識されていない。

    授業設計を論理的に考えるために,「本時の授業」をつぎの構造で考える:

      1.
      2.
      3.


    これに対応して,授業に入る前に,つぎのことを自らに明確にする:

    1. 「いま」と「ゴール」は?
      この間のギャップは?
    2. どのような階段をつくった?
    3. 「シンプルなデザイン」でこころがけたこと,工夫したことは?


    授業は,「以上の点の押さえとプラニング」の実現ということになる。


     注意 : 「階段(構成)をシンプルに!」は,「淡泊な授業を!」ではない。
    アタマで階段は昇れない。カラダを変えることで階段を昇ることになる。
    そしてカラダを変えるものは,「相応のジタバタ」である。
    したがって,生徒には「相応のジタバタ」をさせねばならない。
    「シンプルな構成の中に相応のジタバタを的確に組み込む」というのが,授業設計の視点である。