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はじめに
作成: 2014-09-20
更新: 2014-10-14
わたしは,若いときから,存在論は「色即是空,空即是色」がいちばんよいと思ってきた。
実際,物理学が示す「存在の階層構造」と,これは合致する。
本論考は,この存在論を「「系−個」存在論」の名前でまとめようとするものである。
併せて,「コナトゥス」(スピノザ) ,「オートポイエーシス」 ,「複雑系」(複雑系科学) を,「「系−個」存在論」に類縁の存在論として挙げる。
これは,「「系−個」存在論」のパラフレーズの意味合いがある。