Up | 気温の主因は雲量 | 作成: 2021-12-10 更新: 2021-12-10 |
<目に見える明らかな原因>から始めて,原因の原因を求めるという形になるわけである。 ただしこれは,あくまでも「論理上は」である。 地球は複雑系であるから,気温変動の原因も複雑系である。 原因溯行は,一本の線を辿るではなく,網に拡散の 気温変動の<目に見える明らかな原因>は,これである: 雲の量の変化は,直接気温の変化になる。 雲が多ければ,地上に注ぐ太陽光は減り,気温が下がる。 雲が少なければ,地上に注ぐ太陽光は増え,気温が上がる。 地球は,過去に何回も気温変動を経過した形跡がある。 太陽が発する光量は,地球の年齢くらいの時間巾だと,一定と見ることになる。 したがって,気温変動は,<地表にまで届く太陽光の量>の変動である。 <地表にまで届く太陽光の量>を変化させるものは何か? 雲である。 雲の効果と比べれば,CO2 の「温室効果」はまったく問題にならない。 即ち,1/10, 1/100 といったスケールではなく,1/10‥‥‥0 といった極微のスケールになる。 雲の量の変動の原因は,複雑系であり,いまのところ人知の及ぶところではない。 言えることは,<大きな系のうねり/律動>のうちだということである。 |