Up | 「異常気象」は, マスコミの洗脳 | 作成: 2022-08-27 更新: 2022-08-27 |
異常かどうかを言える経験値も能力も無いからである。 実際,ひとが「異常」と唱えて大騒ぎする気象は,これまでも普通にあったものである。 しかしひとは,「これまでも普通にあった」の時間スパンを思うことができない。 「百年に1度」「千年に1度」も,「異常」ではない。 それは周期を言っているわけであるから,「定常」のうちである。 なぜひとは,気象に対し「異常」を唱えて大騒ぎするようになったのか? それは,マスコミに洗脳されたためである。 マスコミは,大衆に恐怖を煽るのが商売である:
その動揺した大衆が,情報を自分に頼ってくる──即ち,自分の商品を買う。 このマスコミを批判してもはじまらない。 マスコミとはそういうものであり,それ以外にはならない。 問題は,マスコミを簡単に信用してしまうようになった大衆の方にある。 大衆は,「フェイクニュース」をインターネットの出来事だと思っている。 マスコミに対しフェイクニュースを疑うことなど,思いもよらない。 マスコミがこうなるように洗脳してきた。 例えば「インターネットのフェイクニュースに騙されるな!」をキャンペーンすれば,不安にさせられた大衆は, 「信用してだいじょうぶなのはマスコミだけだ!」の頭になる。 知るべし。 不安に陥った者は,藳をもつかむのである。 洗脳者は,このことをよく知っている。 相手を不安に陥れ,自分を救済者として現し,相手を自分に心服させる。 |